第11回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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岡山市立芳泉小学校 4年 與曽井 美希(よそい・みき)さん

意見を聞いた人:兄

記事見出し

拡散するうわさ、中傷 仏記者「ポケモン埋葬」(山陽新聞2020年4月6日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

わたしは、ポケットモンスター(ポケモン)が好きだから、おもしろそうな記事だと思って読みました。でも、漢字が多くて意味がよく分かりませんでした。フランス人の記者がテレビでマイクを切らずにポケモンのことを言ったら、それが悪いことだったからあやまった、という感じかな、と思いました。どうしてあやまらなければならなかったのか、分からないから、高校生のお兄ちゃんに教えてもらおうと思いました。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

フランス人の記者が中国で、新型コロナウイルスでなくなった人のことを「ポケットモンスター」とよんで、「土にうめている」と言った。ポケモンは、中国人や日本人などの黄色人種をばかにした言葉、と教えてくれました。お兄ちゃんもポケモンがそんな悪い使われ方をしているなんて知らなかった、とおどろいていました。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

おもしろい記事かと思ったのに、ぜんぜんおもしろい記事ではありませんでした。まず、なくなった人をばかにするのはいけません。自分の大切な人がなくなったら、どんなに悲しいか、人の気持ちになって考えてほしいと思いました。「マイクを切ったと思っていた」と、あやまったのも違います。マイクを切っていたとしても、ばかにしていいわけがないからです。この記者は、反省して人の気持ちが分かる人になってほしいです。また、ポケットモンスターは大好きです。もちろんピカチュウも好きです。それなのに、ピカチュウを黄色で幼く見えるからという理由で、黄色人種をばかにする意味で使っていると知って、お兄ちゃんもわたしもショックでした。記者は、ポケットモンスターに対しても、とても失礼なことをしました。わたしは、勉強ができなくても、人の気持ちが分かる人になりたいです。そしてこれからも、お兄ちゃんと一緒に、楽しくポケモンを見ます。