第11回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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東京都武蔵村山市立第二小学校 5年 園田 莉子(そのだ・りこ)さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
18歳の1票 今月のテーマ NPO~地域の課題 解決担う(読売新聞2020年7月4日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
NPOという言葉は、テレビなどのニュースでよく耳にします。現代は、あちらこちらの地域社会でボランティア活動も盛んに行われています。私は幼い頃から、困っている人を助けたりしている彼らのことを尊敬していて、とても興味がありました。この記事を読み、そして、まさに今、九州豪雨の被災地で頑張っているボランティアの方々のことが重なり、自分も人のために何かしてみたいと今まで以上に強く思うようになりました。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
学生時代、ボランティア活動をしていた母は、「ボランティアは思っているよりも簡単なものではなく、人を助けるためには、まず自分自身のことをしっかりとすること。そして、今のうちからいろいろなことを経験して、生き抜く力を身につけることが重要だ。忘れてはいけないことはまごころを持つことだ」と言っていました。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
母は自分の経験から、ボランティア活動には、それなりの覚悟も必要だということを話してくれましたが、私と同じ意見だということも分かりました。それは「人を思いやる心が大切だ」ということです。私にこの思いがある限り、ボランティア活動を頑張ることができると確信しました。近年、全国のNPO法人は多様化し、地域社会にもさまざまなNPO法人、ボランティアがあり、私たちの生活も成り立っています。今、私は小学校で代表委員として、学校に関しての、さまざまな活動をしていますが、小学生でも学校外での地域社会、住みよいまちづくりに貢献できるよう、活動の範囲を広げてゆけたらよいと思います。また、今の時代に合ったオンラインやAIなども使ったボランティア活動を増やしていくとよいと思っています。それらの活動経験を積み重ねてゆき、将来、自発的に動ける大人になったとき、自らのNPO法人を立ち上げられたらと考えています。届け!私の心!!