第11回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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広島大学附属中学校 2年 新開 美織(しんかい・みおり)さん

意見を聞いた人:父・母

記事見出し

核廃絶の訴え 画面上で(中国新聞2020年4月27日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

現在新型ウイルスの影響で私たちの生活は大きな制約を受けている。今は登校や外出もできず、新型ウイルスがもたらす影響の大きさを身をもって感じている。その中で私の関心事はNPT再検討会議の延期や平和資料館休館のニュースだ。もちろん人命が最優先だが、核軍縮や平和活動が停滞することに危機感を覚えた。そんな時、目に留まったのがこの記事だ。オンライン形式の会議でつながることに希望を感じこの記事を読み深めることにした。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

両親は「ウェブ会議が社会に浸透して、国際会議も身近なものになり会は参加者以外でも会議の内容が分かる。『オープン』で『ボーダーレス』なネットの本質が如実に現れている。一方、ネット環境の無い、経済的に貧しい人と富める人との情報格差も課題だ。平和・経済の平等に加え情報の平等の実現が必要」という意見だ。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

今後、ネットは社会的困難に対応する大きな武器となるだろう。既に世の中を変えるような動きが広がっている。ICANもその1つだ。SNSを活用して世界に核兵器の非人道性を訴え、核兵器禁止条約採択に貢献し、ノーベル平和賞を受賞した彼らの姿は記憶に新しい。また、原爆投下から75年を迎え被爆者の方々の高齢化が問題となるなか、ネットは原爆の悲惨さや被爆者の声を世界中のあらゆる世代に語り継ぐことができる。もちろん、全てがネットで良いわけではない。自らの目で遺品を見て、耳で被爆者の声を聴くことの大切さは今までと変わらない。人々が関心を持ち、思いを寄せ、心が通って初めてネットというツールは存在意義を発揮すると思う。また、ネット環境による格差の存在も忘れてはいけない。ネットの負の側面についても学びながら、このNGOの会議のように私も被爆者の思いを絶やさぬよう、ネットも活用して自分ができることに取り組んでいきたい。