第10回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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和歌山県御坊市立御坊小学校 5年 木村 友則(きむら・とものり)さん
意見を聞いた人:おば
記事見出し
栄光 その重み胸に 五輪メダル発表(朝日新聞2019年7月25日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
この記事を選んだ理由は、1年後にせまった東京オリンピックをとても楽しみにしていることと、美しいメダルの写真が目に入り思わず見とれてしまったからである。この記事を読んで、メダルのデザインにこめられた三つの思いを知ることができた。これら三つの思いが世界中の人々にとどいて、東京オリンピックが大成功してほしいとぼくは思った。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
おばはこの記事を読んで、メダルのデザインにこめられた「多様性と調和」を一番大切にしてオリンピックが開催されることを願うと言っていた。その理由をぼくがたずねたら、オリンピックは単なるスポーツ競技会ではなく、世界中からいろいろな人々が集い、おたがいをみとめ合いたたえ合うぶ台だからと答えた。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
おばの意見を聞いて、ぼくも賛成だと思った。ぼくは、小学1年生から柔道をしている。柔道は相手がいないとできない。一人ではできないスポーツだ。だから、相手をうやまい、自分も相手とともに成長する「自他共栄」という考え方を大切にしている。「多様性と調和」は、「自他共栄」と同じ考え方だと、ぼくは思う。スポーツの世界だけではなく、ぼくたちが生きる社会にも通じることだと、ぼくは考える。「多様性と調和」を象ちょうするオリンピックをきっかけにして、一人一人のちがいをみとめ合って、世界中のみんなが楽しく生きることができる社会になってほしいと思う。ぼくはこの考え方を実行して、くらしやすい社会をつくる努力をしていくつもりだ。