第10回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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岩手県立黒沢尻工業高等学校 3年 上野 真衣(うわの・まい)さん

意見を聞いた人:母

記事見出し

無限の発想広げ 全国高総文祭(岩手日報2019年8月10日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

自分と同じ岩手の文化部の高校生が全国の舞台で活躍していることに関心を持ち、この記事を選びました。私は美術部なので、この記事を読んで新たな発想のヒントを得たり、自分とは違う表現の仕方を学ぶことができました。このことは、自分の作品の製作に生かしたいです。また、私は小学生の頃から書道を習っていて、一番難しいと感じているのがはらいの書き方なので、奥さんの作品のはらいの美しさに感動し、見習いたいと思いました。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

「化粧品や習字の作品をただ撮影するのではなく、こんな新しい撮り方があるんだなと思った。ガラスのテーブルの下に人が入るのは面白い発想だ。『手を上げろ』は悩みや苦しみから『助けてくれ』という風にも見えた。書道については現在子どもたちも習っているので、奥さんのように将来ずっと関わっていてほしい」と言っていた。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

母に話を聞いてみて、作品を製作するときの考え方だけでなく、作品の見方も人によって違うんだなと思いました。「手を上げろ」という作品は、母は「助けてくれ」という風に見えたと言っていましたが、私は、夜のマンションの窓から光が漏れているように見えました。でも、どの見方も面白くて、これだけいろいろな発想を生み出させる写真を撮影した中川さんはすごいなと思いました。母と一緒にこの記事を読んだことで、「これからもずっと書道に関わってほしい」という母の思いを聞けたのでとても良い機会になったと思います。全国高総文祭にはなかなか行く機会がないので、こうして新聞を通してすばらしい作品に出会うことができたのはうれしかったです。もっとたくさんの作品を身近なところで見られる手段があればいいと思いました。私はこれからも新聞や他の作品を見てさまざまなことを勉強し、自分自身も良い作品の製作に励みたいです。