第10回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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福島県須賀川市立仁井田中学校 3年 渡邉 七瀬(わたなべ・ななせ)さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
中小河川に監視カメラ(福島民報2019年7月26日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
私は中小河川にも監視カメラを設置することに賛成だ。氾濫がおきそうなときは小さな子からお年寄りまで全ての人に早い判断が必要となってくる。特に高齢化が進んでいる福島県は、氾濫がおきてからの避難ではもう手遅れで負傷者が出てしまうかもしれない。常時映像をインターネットで配信することで、各自で見て早めの判断ができ、少しでも危険だと思ったときに早め早めの行動ができるので、とても良い策だと思った。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
母は「インターネットで配信することが悪いとは思わないが、いちばん最初に情報が届いてほしい高齢者がなかなか早く情報を得られなくなってしまう。避難に時間がかかるために早く情報を得たい人に、早く行き届くシステムをいちばんに考えるべきだ」と言っていた。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
スマートフォンやパソコンですぐにインターネットにつながることができるのが若い世代として当たり前だと思っていたが、つながる機械を持っていない、または持っていてもやり方がわからないなど、高齢者にはインターネットで情報を伝えるのは難しいということに気づかされた。今回は河川にカメラを設置して、その映像をインターネットで配信するというニュースでこのようなことに気づいたが、ほかの事案でも同じようなことがおこっていて、ネットが便利だと感じる人もいれば、便利ではないと感じる人もいるなかで、全ての人に平等にいち早く情報が行き届く手段を考えていくべきだと思った。一方の人だけが良く思うのではなく、全員が良く思えるシステムを考えれば、もっとよりよい社会を築いていけるのではないかと私は考える。