第9回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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東京都北区立東十条小学校 3年 水越 碧乃(みずこし・あおの)さん
意見を聞いた人:父・母
記事見出し
6歳未満の男児 脳死判定、移植へ(東京新聞2018年7月1日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
この記事をえらんだ理由は、テレビドラマの中で見ていたことが、本当に新聞記事になっていることにとてもおどろいたからです。この記事には6歳みまんの男の子がのう死になって男の子の家ぞくがみんなで考えて、ぞうきていきょうをしたと書いてありました。わたしは、とてもかわいそうだと思いました。自分の家ぞくにおきかえて考えてみたら、とてもつらくて、なみだが出てきました。家ぞくは死なないでほしいし、わたしも、のう死にはなりたくないです。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
お父さんは、人の死がのう死ではんだんされることは、今の世の中の流れでは、自然なことになってきているが、もし自分の子どもがのう死となったら、ぞうきをおくることができるか、きめられないと言っていました。いつ何がおこるかわからないので、ふだんから家ぞくで話し合うことも大切だと思うと言っていました。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
話し合って一番感じたことは、おかれた立場によって、考え方がまったくぎゃくにかわるということです。自分の家ぞくがびょうきになったら、ぞうきていきょうをうけたいと思ったけど、ぎゃくに知らない人に自分の家ぞくのぞうきをていきょうできるかは、とてもわかりません。だれものう死にはなりたくはないと思います。だから自てん車にのるときは、かならずヘルメットをかぶったり、家の中で頭をぶつけないように気をつけるなど、ふだんから注意してすごした方がいいと思います。それでも自分の家ぞくにも、このようなことがおこるかもしれません。だからふだんから家ぞくでいのちについて話をすることの大切さを感じました。お友達同しかんたんに「死ね」などと言っていることがありますが、死ぬということを自分や自分の家ぞくのこととして考えると、とてもこわいことだと思いました。自分も家ぞくもかなしい思いをしたくないので、自分のことや家ぞくのことを大切に守っていきたいです。