第8回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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福井市松本小学校 6年 井川 ひなた(いがわ・ひなた)さん
意見を聞いた人:父・母・祖母
記事見出し
多様ニーズ 悩む企業 ふくいを生きる 第3景 働き方 ⑨増え続ける高齢労働者(福井新聞2017年8月14日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
この記事を選んだ理由は二つある。一つ目は、私には70代で働いている祖母が2人いること。二つ目は、税金の勉強をして、少子高齢化が進み、私たちの暮らしを支える税収が減少していることを知ったからだ。働きたい高齢者が増加しているのに、清川メッキ工業のように積極的に再雇用してくれる会社ばかりではないことが、とても残念だ。元気な高齢者・働く高齢者が増えると、税金の問題が解消され、日本が元気になると思う。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
父:より長く働きたい人、ボランティア活動をしたい人、ゆっくりしたい人などさまざまなニーズに応えられる社会の対応が必要。母:福井は車通勤が多い。働くことには賛成だが、高齢になると運転が心配だ。祖母たち:健康のために働いている。通勤ができて、会社が必要としてくれるなら、元気なうちは働きたい。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
高齢者が働くことは賛成だった。でも、話し合いをして、良い点もあれば、悪い点もあることが分かった。元気に働けることは、医りょう、介護費用の減少が期待できる。しかし、高齢者が働きすぎてしまうと、若者の働く場所が減るのではないか。そして、給料も減るので、子どもを産まない人も多くなり、少子高齢化につながっていくのではないか。ここで良い点・悪い点のどちらのことも考え提案することは、若者を助けるための仕事を専門とした、高齢者だけの会社を作ることだ。会社の中には、健康のために体を動かせる部屋・趣味の部屋・孫を連れてきて遊べる部屋などを備えつけると良いと思う。車の運転をしなくてもよいように、家の前から会社まで、社員専用のバスで通勤できるようにすると安全面も解決できる。さらに、日本経済のためにも、たくさん消費してもらえるよう、高齢者も孫も喜ぶ商品を集めたお店を近くに建設すると楽しく働くことができると思う。