第7回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
- NIEトップ
- NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
- 第7回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
広島県府中市立栗生小学校 6年 佐藤 優菜(さとう・ゆな)さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
「目の不自由な人 歩きやすく」(読売新聞2016年9月2日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
私がこの記事を選んだ理由。それは、以前、視覚障害者のことについて学習したからです。そのときの私は、学んだばかりで、目や耳の不自由な人には、優しく接したらいいのだとさりげなく思っていました。しかし、現在改めて考え直した結果、視覚障害者の方は、どうやって話しかけるのか、という疑問が生まれました。またこの記事を読んで、視覚障害者の方は私たちが考えられないくらいの、恐怖をいつも持ち歩いているのだと思いました。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
母は「人ごとではなく、自分や家族に立場を置き換えると困っている人をほうっておくわけにはいきません。自分が困っているとき、助けてもらっていることを忘れず、障害者という目で見るのではなく、手助けをしたいという思いで声かけをし、障害者の方の思いを知ることができるように努力していきたい」と言っていました。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
私は、この記事を読む前、視覚障害者の方を助けようと、「何か手伝いましょうか」とたずね、「大丈夫です」と答えられると後悔してしまうのではないか、視覚障害者の方は、自分が視覚障害者扱いをされているのではないかと逆に不安を背負ってしまうのではと思いました。でも、この記事を読んで思いもしなかったことを知りました。それは、視覚障害者の方が、「大丈夫ですか」などと声をかけてほしいということです。声をかけて後悔するのではないかと思うのは、私たち日本人がシャイで声かけをするのにもビクビクしているからです。視覚障害者の方は声をかけられるだけでほっとする、声かけすることを習慣にしてほしいと思っています。この記事からたくさんのことを学びました。一つ目。声かけをし、安心してもらうこと。二つ目。声かけすることを習慣にすること。この二つを意識して、視覚障害者の方に不安や恐怖ではなく、安心を背負ってほしいです。