第7回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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長野県諏訪市立高島小学校 6年 茅野 栞音(ちの・かのん)さん

意見を聞いた人:母

記事見出し

「聴導犬 触れ合い学ぶ」(信濃毎日新聞2016年9月5日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

この記事を選んだ理由は、私はよく母と障がいを持った人のところへボランティアに行くのですが、介助犬について深く考えたことがなかったからです。読んで思ったことは、まさか、「聴導犬クラブ」があるとは思っていなかったということです。私も、この宮田小のクラブの人たちのように、聴導犬や手話を学んで、たくさんの人にこのことを伝えたいと思いました。そして、障がいのある人になにかもっと協力をしていきたいと思いました。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母は、「健常に生まれていれば、一生健常だと思っている人が多い」。そう言いました。そして、「それはちがう」とも言いました。障がいのある人のための環境を整えることは、将来の自分のためでもあると教わりました。父は建築士です。家を建てる人に障がいがあるときは、特に真けんに家の設計をするそうです。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

障がいのある人を、健常者が助けることがあたりまえだと思っていました。でも、愛情を持って訓練した働く犬がこんなに役に立つ存在になることは、なんてすばらしいのだろうと思いました。そして、なぜ宮田小学校の人たちは、聴導犬や介助犬などを学び、広めていきたいと考えるようになったのか、もっと深くそのきっかけを知りたいと思いました。また、記事の写真は生き生きと、とても楽しそうで、特に働く犬の表情が幸せそうに堂々と見えて、うれしくなりました。そこで考えたことは、犬たちを愛し、訓練をして障がいのある人たちのために役立てようとしている人たちのことです。人がいなければ、犬たちも役に立つことはできません。人の力だけでは、どうにもならないことを犬たちが助けてくれて、障がいのある人が少しでも楽に生活できるようになります。そして、きっと訓練士などの新しい職業も生まれるというすばらしい効果もあるのではないでしょうか。