第7回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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千葉県市川市立大和田小学校 6年 大西 麗(おおにし・うらら)さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
「子宮頸がんワクチン『被害』で裁判」(朝日小学生新聞2016年5月7日付)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
小学校6年生から打てる定期接種のワクチンなので、自分にも関係があると思い、この記事を選びました。自分はさまざまなワクチンを接種してきました。毎回法律で決まっているからと親に病院に連れていかれ、問診票も見ずに受けていました。病気にならないと思い、痛いのをがまんしていたけど、気軽に予防接種は受けてはいけなかったのかと疑問に思いました。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
母は完全に予防ができるわけではないので、若い女の子に重い障害が残ってしまう可能性があるものを、娘にうけさせるのを迷う、と言っていました。しかも、副作用が1年後にでるかもしれないので、定期接種ではなく、任意接種でもよかったのではないかと言っていました。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
記事内容だけでは分からず調べてみました。
・HPVはありふれたウイルスでワクチンの効果は限定的
・ワクチン中の成分は効果が高いが、長期的な副作用は不明
・実際に、定期接種の7倍、インフルエンザの40倍の副反応の発生率
なので、国がすすめたことが間違いだったのではと言われています。
今回この記事を読んで、ワクチンの良い情報にふれ、リスクについて知りました。何かを判断するときに、面倒なので自分の常識だけで決めてしまったり、えらい人が言っていたからなど、情報をうのみにすることがよくあります。調べる・理解する・相談する・話し合って判断するという行為は時間がかかるけれど、自分の身を守る上でとても大切だとわかりました。ワクチン以外にも、病気を予防する方法があるのではないかと思いました。