第7回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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岡山県立岡山芳泉高等学校 1年 森木 沙織(もりき・さおり)さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
「進む若者の献血離れ」(山陽新聞2016年6月9日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
新聞を読んでいてふとこの記事を見つけ、自分のことだ!と思ったのが選んだ理由です。私は生まれてから一度も献血をしたことがありません。街中で献血を呼びかける人々に会ったことはありますが、協力をしたことはありません。こんな私のように“献血”というものの認識が少ないことが原因なのだと私は考えます。献血をして今は貧血になり体調がすぐれないなどのマイナスなことばかり聞くからではないのでしょうか。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
母は病院で働いており、献血はしてほしいが条件が難しいと言っていました。病院では手術以外にも、毎日輸血をしなければいけない人などが数多くいると言っていました。しかし献血をする人には体重が50キログラム以上で、400ミリリットルからしかとらないという条件があり、献血のできる条件を満たす若者が少ないのも事実だと言いました。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
私は若者が献血にあまり協力しないのではなく、協力できないのではないかと考えました。病気で輸血が必要な人たちが多くいるのは分かりますし、協力したいとも思います。しかし条件を満たすのが困難な人が若者に多くいるのだと思います。特に女性は体重面で最近は痩せ形の人が多いと言われていますし、400ミリリットルをいきなり献血し、貧血で体調が悪くなるのも分かります。しかし母は私に、昔は200ミリリットルで献血することもできたのだと教えてくれました。今なくなったのは、やはり量がなければ意味がないなどの理由でした。ですが私は200ミリリットルからの献血も再び受けつけるべきだと考えます。そうすれば体への負担を深く考えることが少なくなり、若者も献血がしやすい状況になるのではないでしょうか。また献血がどのようなものなのか、どのような人に必要なのかなど、若者にもっと知ってもらうことも大切なのではないかと思います。