第7回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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東京都練馬区立大泉東小学校 6年 菱谷 梨里(ひしや・りり)さん

意見を聞いた人:母

記事見出し

「好奇心 強さの源泉 パラ競泳 木村 敬一」(日本経済新聞2016年8月29日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

「好奇心 強さの源泉」。見出しに興味をもち、この記事を読み始めた。パラ競泳選手の「木村敬一さん」は全盲のスイマーだ。この一文にパラ競泳を知らなかった私は、大きな衝撃を受けた。“全盲”というハンディをせおっているので脱線してしまうことは何度もあるそうだ。だがそのとき、木村さんは「そういうこともあるよ」と暗さを感じさせない笑顔で答えるそうだ。木村さんの前向きな心に感動し、私も木村さんのような人になりたいと思った。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母は「考え方次第で、プラスにもマイナスにも見ることができるのだね。一見マイナスに見えることも、プラスに考えて努力すれば良い結果を得られるので最初からあきらめるのではなく好奇心をもっていどむことが成功への近道だと思うよ」と言っていました。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

私ははじめ、この記事を読んだときプラスに考えることで成功するのだと思っていた。だが母の意見を聞いてプラスに考えるだけでなく、努力をすることによって成功への道が開けるのだと思った。そして、「自分は不利だな」という状況においても常に「好奇心」を持ち、前に進もうとする力によって成功、成長していけるのだと思う。心が折れそうになることもあるだろう。そんなときは木村さんのように笑顔でプラスに考えて、立ち直っていきたい。「好奇心 強さの源泉」。この言葉の意味がよく分かった。この記事、この言葉、木村さんに出会えて、本当に良かったと思う。自分も前に進んでいく勇気がでたし、母と話し合えたことによって新しい発見ができたことも本当に良い経験となった。