第6回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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福井市宝永小学校 5年 池田 皓(いけだ・ひかる)さん

意見を聞いた人:母

記事見出し

ふくい世間遺産 コウノトリ救命に感謝(福井新聞7月27日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

ぼくは、学校でよくコウノトリの話を聞くので、この記事を選びました。くちばしが折れて、えさも食べにくかっただろうけど、ほかくされるまで3か月近くも頑張って生き続けてくれたコウノトリはえらいと思いました。それから、最初にぼくたちと同じ小学生がえさにするフナをつかまえて届けたことや、そのたくさんのフナの命、コウノトリを助けようと思う人がたくさんいたことに感動しました。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母は前に学校で配られた食育だよりを見せてくれました。「感謝して食べましょう」という項目で「いただきます」と「ごちそうさま」の意味がわかりやすく書いてありました。そして「食材となる命にも感謝するのは当たり前だけど、作ってもらうこと、きれいに食べてもらうこと、食器や道具にも感謝しようね」と言っていました。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

今年の夏休みにリーダー研修会がありました。そのときに魚つかみをして、つかまえた魚を自分たちでさばいて、焼いてもらって食べました。ぼくは魚をさばいているときに「この魚はさっきまで泳いでいたなあ」「血が出てきた。内ぞうがブチってきれた」などいろいろ思いました。そして、生きるためにごはんを食べることでいろんな命をいただいていることを改めて感じました。この記事では、たった1羽のコウノトリを救うためにたくさんのフナの命をいただきました。ぼくは、コウノトリの命とフナの命とどちらが大切かは比べることはできません。だけど、「コウノトリを助けたい、長生きしてほしい」という気持ちは大切だということは分かります。だからこそ、ぼくはこれからも食事をするときは命をいただくのだから絶対に残しません。そして今よりももっと気持ちをこめて「いただきます」と言います。