第6回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
- NIEトップ
- NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
- 第6回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
富山県高岡市立西条小学校 4年 北山 陽彩(きたやま・はるあ)さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
外見による悩みや障害 「生きづらさ」乗り越えよう(北日本新聞2015年6月4日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
私は、「外見による悩みや障害 『生きづらさ』乗り越えよう」という見出しに「どういうことだろう?」と、ぎ問に思って、この記事を選びました。外出したときなどに障害のある方を見かけると“かわいそうだなぁ”と見てしまうことがあります。私は、何気なく見てしまう視線が、記事を読んで、実はとても相手をきずつけ、生きづらいと思わせていたことに気づき、自分のしたことがはずかしくなり、反省しました。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
母は、「障害のある人たちが勇気を持って社会へ声をあげてくれることはとても大切で、“真のノーマライゼーション”になるきっかけになるのではないかしら。お互いが歩み寄り理解し合い、助け合える社会こそが、本当の幸せだと思う」と言っていました。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
母の意見を聞いて、私が障害のある人を見かけたとき、かわいそうだと思って見てしまうことは、自分の方がゆう位に立っているという気持ちからではないかと気づきました。そして改めて障害の有無にかかわらず、みんなが平等に生きていける過ごしやすい社会を作っていきたいと思いました。そのために障害のある人が声をあげてくれることは、どんなことに悩んだり、苦しんだりしているのか理解できるきっかけになるので、大切なことだと感じました。そして、障害のある人たちが気軽に自分たちの悩みや苦しみを話せる機会や場所がもっと必要ではないかと思いました。また、幼ち園や小学校など、子供の頃から話を聞く機会があれば、自然とお互いのきょりもちぢまっていくと思うので、母の言うように真のノーマライゼーションが実現できるのではないかと思います。