第6回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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福岡県宗像市立赤間小学校 3年 永露 瑶季(ながつゆ・たまき)さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
わが子は特別養子縁組/血縁重視 進まない縁組(読売新聞2015年4月24日、5月1日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
この記事をえらんだ理由は、養子、不妊治りょう、体外受精などの知らない言葉が気になったからです。「年間の出生数約100万人に対し、中絶は約18万6千件に達する。乳児院に預けられた子どもは約3千人。一方不妊治りょうを受けているカップルは30万組もいる」という記事を読んでおどろきました。中絶や乳児院に預けられる数よりも不妊治りょうをしている人の数が多かったからです。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
母は、「日本にはボーナスママというような言葉がないし、血のつながりを大切にするせいで子どもが欲しいのに子どもがいなかったり、パパとママが欲しいのに施設で暮らしたりしている子どもが多い。日本もせいどがよくなったり、ステキなママという言葉ができたりしたらもっと養子縁組が行われると思うよ」と言っていました。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
母の言うように、ボーナスママのようなステキなママという意味がある言葉があれば養子縁組もふえると思います。養ごが必要な子ども4万6千人のうち、約8わり以上が施設で暮らすそうです。イギリスの方では3わり以下、オーストラリアでは1わり以下だそうです。ボーナスママのような言葉を作り、日本も5わり以下にしたいです。血のつながった子どもが欲しい人もいるけど、養子をもらうと、子どもが欲しいパパとママには子どもが、パパとママが欲しい子どもにはパパとママができて、おたがい家族になれると思いました。私は一度、母に養ご施設に連れていってもらったことがあります。私と同じ年くらいのパパとママのいないお友だちが遊んでいました。あの子たちにもパパとママができるといいなと思いました。