第5回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

  1. NIEトップ
  2. NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
  3. 第5回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

福井市宝永小学校 4年 亀井 愛乃(かめい・よしの)さん

意見を聞いた人:父

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

理由は二つあります。一つ目は、母からぞうきいしょくについて聞いたことがあるからです。二つ目は、私と同じ福井市に住んでいて父と母の知っている人だからです。病気をしている人に、ぞうきをあげることで、その人が毎日ふ安なく生活できるんだなぁと思いました。また、まわりの人に反対されても、こまっている人を助けたい、おくさんの望みをかなえてあげたいという気持ちをもった家族をすごいなぁと思います。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

父は、実さいにその事こがあったときにはとてもざんねんに思うと同時に、とてもすばらしいことをするなあと思ったそうです。でも、実さいに自分の家族が同じようなことになったときに、果たしてぞうきいしょくにふみ切れる勇気があるかは分からないと、とても考えこんだ様子でした。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

この記事を読み、父や母の話を聞いて、今の私はぞうきいしょくの意思表じをしたいと思っています。わけは、病気でこまっている人たちにもっと生きてもらいたいからです。でも、もし私の家族が意思表じをしないで死んでしまったときに、お医者さんに「ぞうきいしょくしますか」とたずねられたときには、まよってしまうと思います。父は「ぞうきいしょくじたいはとうといことだと思うけど、実さいに愛する家族の体にメスを入れるということにたえられるだろうか」と話しているのを聞き、私もそのことを想ぞうしてみるとちょっとこわいなと思ってしまいます。父は「ぞうきいしょくをするかどうかはこれから大人になるまでに十分考えればいい。それよりもそのことに目を向けたことが大切だ」と言っていました。私は最初ぞうきいしょくをやろうと思っていたけど、父と母の話を聞き、まよってしまったので、大人になるまでにしっかり考えたいです。