第5回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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沖縄県糸満市立糸満中学校 3年 上原 孔子(うえはら・こうこ)さん

意見を聞いた人:友人

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

この記事を選んだ理由は92歳の認知症の祖母と一緒に暮らしているからです。祖母の認知症の症状が出てきたので祖母の家に10年前に家族で引っ越してきました。記事を読んでとても共感することができました。祖母はひどい物忘れで薬を飲んだ5分後には薬の時間だと言い、朝・昼・晩の区別や時間が分からず夢と現実との境目がありません。家族側で、話をしたり祖母の話を聞いてあげるほうが今は何よりの治療になると家族は、思っています。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母の意見・認知症の祖母を介護することは、大変なことのほうが多いが何よりも祖母が自宅で過ごすことをのぞんでいるので叶えたい。記事に書かれているように良い思い出になると信じている。父の意見・大切な家族だから、自分の手で介護してあげたいし、面倒を見てあげたいと思うが、その半面、自宅介護にも限界があると思う。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

認知症改善に向けて、家族で話し合いました。家族で話し合い、「できる限り介護が必要にならないようにする」「これ以上悪化させないようにする」、いつまでも、祖母らしく自立して生活するために認知予防に取り組もうと決めました。食事支援は行わず自分で食べさせ家族はそばで見守る。今日は何を食べたのか聞く。トイレも声掛けだけで手伝わない。すぐに横になりたがり寝ようとする祖母に話しかける。外出を拒み家に引きこもるため地域のデイサービスに週2回通わせる、などといろいろな提案があがりました。また、悲観的になり暗い話ばかりする祖母のために家族が笑顔を絶やさずにいる。祖母は認知症になっても仏壇に手を合わせ家族のことを祈っています。いろんなことを忘れている祖母がかわいそうだと話すと、叔母は「認知症は人生を頑張ってきた人への神様からのご褒美だよ」と話していたのが今も心に残っています。祖母の今後を全力でサポートしようと思いました。