第4回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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越前市武生西小学校 6年 小川 和(おがわ・なごみ)さん
意見を聞いた人:母
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
この記事を選んだ理由は、最初、見出しをみただけでも、何てかわいそうなんだと思いました。16歳という若さでがんといわれ、その時に、がんになった大珠さんと、家族はどう思っていたのか、少しでも分かってあげられたら良いなと思って選びました。この記事を読んで思ったことは、大珠さんは、自分の病気が少しでも良くなろうと、つらい治りょうを自ら選んだことは、とても勇気があるなと、わたしは思いました。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
お母さんは、「もし、わが子が同じ病気にかかったら、そのお母さんのように、わが子に命の残り時間を告げることができるだろうか。」と言っていました。そして、自分の命を病気のわが子にあげようと思っても、あげられないし、かわってあげることもできないので、そのお母さんも、とてもつらく、苦しかっただろうなと、言っていました。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
わたしは、この記事を読んで、大珠さんのことばかり考えました。自分の命の時間を知って、こわくないのかな、治りょうで苦しくなかったのかなと思いました。でも、お母さんが思っていることはわたしと、少しちがいました。お母さんは、大珠さんのお母さんのことを、思っていたようです。わが子の病気を治してやりたい、かわってあげられるのならかわってあげたい、そんな風に大珠さんのお母さんは、思っていたのだろうと思うよと、泣きながら新聞を読んでいました。わたしは少し、びっくりしました。同じ新聞の記事を読んでも、今回のように、わたしは大珠さん、わたしのお母さんは大珠さんのお母さんに、自分をおきかえて、記事を読んでいることを知りました。これからも、新聞を読んで、自分の思いやちがう人の意見、思いを聞いて自分の心を豊かにしたいなと思いました。そして、記事を書く人も、それを考えて書いてほしいです。