第4回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

  1. NIEトップ
  2. NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
  3. 第4回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

埼玉県立川越女子高等学校 1年 杉原 千晴(すぎはら・ちはる)さん

意見を聞いた人:父

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

私がこの記事を選んだ理由は、「少子化」は日本だけでなく、他国でも進んでいると以前に聞いたため、他国では「少子化」が進まないように、どのような政策を行っているのかが気になったからです。また、日本は今後どのように少子化を食い止めていくのかも気になったからです。記事を読んで、他国に比べて日本では、父親の育休取得率が非常に低いことが分かりました。職場復帰できる環境をつくるためには、お互いの国の政策の良いところを模範とするのが大切であると考えました。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

父は、育児休業が3年は長いと言っていました。3年間の仕事の休業は間があきすぎてしまうため、仕事に復帰できなくなってしまうと、父は考えるからです。父と母、片方ずつ1年ぐらいがちょうどいいのではないかと言っていました。日本では、育児休業の期間を延ばすのではなく、保育施設を充実すべきであると、父は考えています。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

育休中は仕事を学べず、昇進も遅れてしまうことは、収入の面以外で、父親の育休取得率が低い原因になると分かりました。父親が育児休業をとるのは難しいのだとすれば、子どもがある一定の年齢になるまで、父親は会社を早く帰宅できるようにすれば良いのではないかと思いました。そしてその父親は早く帰宅する分、給料を減らされるのではなく、育児のための補助金として普段通りの給料をあげるようにすれば、父親も収入の面であまり不安にならないのではないかと考えました。育児休業を改善していくのは大切ですが、フランスのように託児機能を日本でも増やすべきではないのかと感じました。0歳の子でも安心してあずけられる施設を増やすことで、母親が離職する割合を減らせると思いました。