第4回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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八幡市立男山東中学校 3年 坂井 夕莉(さかい・ゆり)さん

意見を聞いた人:母

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

この記事を選んだ理由は、自分と同じ年の人が大震災にあい、つらい中でもこの震災を後世に残そうと石碑プロジェクトを進めていることにとても感動しました。この記事を読んで、震災は何もかも壊していったけれど、夢を持てばまた前に進めるんだと思いました。夢はあきらめない限り消えないものだと感じました。でも、被災した人たちの中にも夢を失って生きる気力をなくしている人も多いと思います。しかし、この石碑はそんな人たちにも再び希望を持たせてくれると思います。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母は、どんな時でも夢を持つことは大切ですが、行動していくことも大切だと感じたそうです。被災者の中には夢を持っていても行動にうつせない人たちもいると思いますが、彼らは行動に移しているところに感心したようです。またこの取り組みが彼らが今後も前に進んでくれる力になるだろうと考えていました。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

夢を持つこと、夢に向かって行動することは、東日本大震災のような大災害にあったとしても大切なんだと思いました。「夢だけは 壊せなかった 大震災」という詩は私の心にとても響きました。

私は母の意見を聞いて考えたことがあります。それは、被災者だけでなく日本国民、世界中の人々が復興に向けて行動していくことです。夢をもっと多くの人に広げていけばいいと思いました。

震災から2年半がたちました。復興したところもあれば、今なお苦しんでいる人もいます。そして、夢を持って前に進もうとしている人がいます。その人たちのためにできることはもっとあると思います。直接被災地に行けなかったとしても願うことは誰にでもできることだと思います。また、この石碑が後世に伝えていくように私たちが新聞やテレビなどで見た衝撃を伝えることも後世につながっていくのではないでしょうか。