第4回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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新潟市立白南中学校 3年 高地 菜月(こうち・なつき)さん

意見を聞いた人:母

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

この記事を選んだ理由は、大きな写真と見だし文で分かりやすく、解決の難しい問題をとりあげているからである。「携帯ゲーム」という言葉は商店街ではあまり見かけないもの。とり入れたことによって、観光気分の参加者も地域活性化に期待する商店街も共にうれしい思いをすることができたようだ。驚いたことに参加者は若い年代でなく、感想を述べていた40代男性など幅広い層で13万人も来たということである。このような取り組みをこれから多くの場で行ってほしいと思った。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母は「従来のスタンプラリーと時代の流行である携帯電話を融合させた良い企画である。普段は見過ごしてしまう店を地図で確認しながら一軒一軒回り、新しい再発見ができることも良い点だと思う。普段店員さんとのコミュニケーションは若い人たちにとって、なかなかないので新鮮だと思うし大切なことだ。」と言っていました。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

母の意見を聞いてみて、他の年代の人の意見を聞くことで別の見方ができ、多くの良い点を知ることができた。意見として重なったところは「高齢者が参加できていないこと」だった。この企画は、商店街に関わりや興味の薄い年代に目を向けさせるためのものだったと思う。だから、若い世代にとっては良い思い出になっただろう。だが、商店街の主たるお客さんである高齢者がイベントに参加できないのは残念なことだと思う。地元の商店街に愛着がある方は大勢いるだろう。そして、久しぶりにイベントが開かれるのに携帯電話がないと、参加できないのは悲しいことだ。だから、誰もが楽しめ参加できるイベントにすることが次への課題となるだろう。新しい考えを発想するのは難しいことだが、未来の商店街に期待していきたい。