第3回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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千葉市立都賀小学校 3年 小林 優羽貴(こばやし・ゆうき)さん

意見を聞いた人:父、母、妹

(1)この記事を選んだ理由を書いてください

朝起きてわたしが新聞で一番最初にチェックするのは、まん画『ひなちゃんの日常』です。わたしの妹は、ひなちゃんと同じくらいの年です。今年の夏、おぼんすぎから、わたしの家によくヤモリが出るので選びました。

(2)記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

わたしの家に5センチメートルくらいのヤモリが出ると、わたしと妹は、「ヤモリの赤ちゃんだー!」ともり上がります。でも、ヤモリはすぐににげてしまいます。どうしてヤモリがにげてしまうのか不思議だったけれども、まん画を読んでよくわかりました。ヤモリのような小さな生き物が嫌がっている時は、無理に追うのはやめようと思いました。

(3)家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母が、「ヤモリを家から追い出すのは人間の都合。本当は、人間が家を建てて勝手に住んでいるのよ。地球は、人間だけの住み家じゃないでしょ。」と言うと、父が、「じゃあ、表札をヤモリにしようか。ヤモリは小さな虫を食べてくれるから、家にいてもらおうよ。」と笑って言いました。3さいの妹も「かわいいヤモリにいてほしい。」と言っています。

(4)話し合った後のあなたの意見や提案を書いてください

家族でインターネットで、ヤモリについて調べました。飼育の方法と、ヤモリは家の中の小さな虫を食べてくれる家の守り神であることがわかりました。ヤモリがかわいいので虫かごで飼おうと思っていましたが、新聞のまん画を家族で読んでから、わたしの考えは変わりました。小さなヤモリの子どもからすれば、わたしたち人間はとても大きいから、ヤモリをおどろかすようなことをしてはいけないと感じました。また、虫かごに入れて飼う場合、わたしたち人間がえさをヤモリにあげることになって、ヤモリの子どもが自分でえさをつかまえることをさまたげると思いました。ヤモリが大人に成長できないとこまります。だから、かわいいヤモリとこれからも引き続き、一しょの家ですごそうと思いました。