第3回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

  1. NIEトップ
  2. NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
  3. 第3回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

仙台市立柳生小学校 6年 小川 花季(おがわ・はなき)さん

意見を聞いた人:母

(1)この記事を選んだ理由を書いてください

総合的な学習の時間に柳生和紙について学習をしています。授業の中で先生から、柳生和紙の伝承者である佐藤さんのことが記事になっていることを紹介してもらい、興味をもち、この記事について書こうと思いました。

(2)記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

400年あまりの伝統を二人だけでひきついでいくことについて、ふみゑさんが「柳生和紙を買ってくれる人や必要としてくれる人」のこともきちんと考えていることを知り、私は「ふみゑさんのような人でないと伝統を重んじたり、大切に受けついでいくことができない。」と思いました。また、「昔から柳生和紙はある。」ということにおどろきました。

(3)家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

私のお母さんは記事を読み、「柳生の気候は、今までイヤだと思っていたけど、全て和紙作りにはかかせないものだったんだと知って、今までとは別の感じ方をするようになった。」と言っていました。また、「和紙には特別というイメージがあるけど、日常にもちいることで、もっと和紙のよさが分かるんだろうな。」と言っていました。

(4)話し合った後のあなたの意見や提案を書いてください

今までは柳生和紙のことについて、くわしくは考えていなかったし、正直あまり気にとめていなかったけど、記事を読んで前よりも柳生和紙が身近なものになり、すばらしい伝統工芸だな、と思うようになりました。そこで私は、学校では、地いきの伝統工芸や文化、歴史などをもっと深く勉強した方がいいと思いました。もちろん柳生だけに限らずです。そうすれば、いろいろな体験ができたり、伝統が重んじられ、それらが忘れられることがなくなると考えたからです。そして最後に私は、「若い世代の私たちが、技術や伝統、歴史を受けついでいかないといけない。」ということをあらためて考えました。