第2回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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新潟市立東青山小学校 6 年 片桐 菜那さん

意見を聞いた人:母

(1)この記事を選んだ理由を書いてください

小さな記事でしたが、やせ細ったお母さんが赤ちゃんをだっこして悲しそうな顔をしている写真が目に止まりました。そして見出しには干ばつと書いてあり、写真と何か関係があるのか、一体何が起きているのか気になりました。

(2)記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

干ばつは生活を奪っただけでなく、子供の命までも奪ってしまった。なぜ犠牲者がでるまで助けを求めなかったのか?誰か気が付いてやれなかったのか?他に食べ物や水はなかったのか?私の住んでいる日本では考えられない事ばかりで、疑問に思うと同時に今後の東アフリカがどのように解決していくのか注目していきたいと思いました。

(3)家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

東日本大震災が発生し、大勢の人が故郷をはなれ生活する場所を求め避難した状況と重なる部分があり、天災ってざんこくだと思いました。日本とは違いソマリア難民は移動する交通手段もなく、あてはあるのか?迎えてもらえるのか?母親の立場から、せめて子供だけでも助けてあげたいと思う気持ちは国が違っても同じだと思います。

(4)話し合った後のあなたの意見や提案を書いてください

東アフリカについて本で調べたら、紛争や伝染病も起きていて決して住みやすい国ではない事が分かりました。私の住んでいる日本は恵まれた国であると感じたと同時に、コンビニや自動販売機、病院や学校があってあたりまえの生活でほしいものは買えばいい!嫌いな食べ物は食べなくても他にある!などとわがままが通用する日常である事に気付かされ反省しました。一年生の時、担任の先生が「米粒は神様の目だから一粒も残さず食べましょう」と言っていたのを思い出しました。節電やエコも大切なことだけど、食べ物や水が身近にある今の環境に感謝し、大切にしなければならないと思いました。政治や経済の事は難しく私には理解できない事が多く、何もしてあげられませんが、一刻も早く支援の輪が広がるように、これ以上犠牲者がでないように祈ります。