第2回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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埼玉県立大宮高等学校 1 年 鈴木 綾乃さん

意見を聞いた人:友人

(1)この記事を選んだ理由を書いてください

2011年3月11日の地震によって、大都市でも節電しなければならず、大企業が「夏の休暇を増やします」と発表したというニュースをよく聞くようになった。そのため、休暇については興味を持っていたので、その利点を知り、人に知らせたくなったから。

(2)記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

記事は、休暇の利点として、「周辺の店や様子を探ることで、自分の店の悪い点を見直すことができ、業績が上がる」「従業員は気持ちを切りかえることができる」の2点を挙げている。日本の経済が不安定な今、上記の2つに加えて、「節電効果」「家族との会話が増える」など様々な利点が考えられる休暇を増やし、1人の労働者・消費者として元気になり、日本を明るくしていってもらいたいなと思った。

(3)家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

2人の友だちは、生徒の視点から見て、「学校でも長い休暇がほしい」と言っていた。また、もう1人の友達は「将来、この考え方は常識になっていき、日本の経済の発展につながるのでは?」と考えている。3人共通していて言っていたことは「休暇という、今ではあまり信じられない方法だが、とても魅力的で成功すると思う」ということだ。この記事に対して肯定的な意見が多かった。

(4)話し合った後のあなたの意見や提案を書いてください

この記事を読んで「休暇をとること」の意義を新しい視点で見るきっかけを得られた。友達も言っていたが、「休暇」を社員にとらせること、それは会社の不利益につながるとばかり思っていた。その考えも一理あるだろう。しかし、記事を読んだことで「休暇」の利点を知り、新しい良さを発見することができた。
「学校でも長い休暇がほしい」という意見もあったが、私たちはすでに夏休みなどの長期休暇を得ている。それがまた良い例だと思う。私たちは夏休みという休暇があってこそ、今までの疲れを休めることができ、また、自分の足りないところの勉強が自由にできるので、成績upにつながったり、家族との会話回数が増えたりする。つまり夏休みという長期休暇は私たちにとって必要不可欠なものだ。
この記事をより多くの人に読んでもらい、「休暇」というのはただの休みの期間ではなく、それは会社の利益、従業員の利益、日本経済の利益につながる大切な期間であることを大勢の人に知ってもらいたいと思った。