第2回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

  1. NIEトップ
  2. NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
  3. 第2回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

香川県綾川町立綾南中学校 3 年 香川 衣美さん

意見を聞いた人:父、母

(1)この記事を選んだ理由を書いてください

後方を確認しないで自動車の前を横切る自転車、夜にライトを付けずに走る自転車など、自転車を運転している人の交通マナーの悪さを嘆いている両親の話を聞いた。そのようなときに読売新聞のこの記事を読んだので、強く心に残った。

(2)記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

私は、自転車で学校へ通学しているが、自動車を運転している人や歩道を歩いている人の立場を考えたことはなかった。登下校の際の私の自転車の運転が、おそらく今までに自動車を運転している人や歩行者に迷惑をかけていたのではないかと思った。

(3)家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

自転車のマナーの悪さで事故を起こしそうになった経験を持つ父は、「社説の見出しとなっている『危ない自転車』は、実にうまい表現である。」と納得していた。母は、自転車関連の事故で数千万円の賠償金の支払い命令が裁判所から出されていることを知り、厳しい表情で「事故が起これば、加害者、被害者ともに一生苦しむことになる。」と言った。

(4)話し合った後のあなたの意見や提案を書いてください

「危ない自転車」という記事を読むまでは、自転車を運転することの責任の大きさや他の人たちへの影響などを考えたことなどなかった。 また、自転車事故で裁判所から高額の賠償金支払い命令が出されているこ とも初めて知った。もし、私が事故を起こしたら、両親に大きな負担や苦しみを負わせることになる。
便利な自転車も時には「凶器」になることを決して忘れないようにしたい。今後は、交通ルールやマナーをよく守り、常に歩行者や自動車を運転している人たちに思いやりの気持ちをもって自転車に乗りたい。
そして、思いやりの心で自転車を運転することの大切さを多くの人たちに伝え続けていきたい。