第2回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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(埼玉県)城西川越中学校 2 年 小出 紘也さん
意見を聞いた人:母
(1)この記事を選んだ理由を書いてください
僕と同世代の小中高校生たちが被災地を実際に見て、どのように感じ、どのように考えたのか知りたかったのでこの記事を選びました。
(2)記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
地震や津波の映像は何度もテレビで見ていたので大変な事が起こったということは分かっていたけれども僕もインタビューに答えていた阿部君と同じで何も疑問に思いませんでした。しかし、実際被災地に行った子どもたちは震災を「残酷だ」と感じ、いろいろな事を考えたようです。直接被災地を見ることでテレビでは得られないものが得られるのだと思いました。
(3)家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
被災地を実際に訪れれば今回の震災がどれだけ悲惨だったか体感でき、被災者の気持ちも理解でき、自分が今、何をしなければならないのか考えるようになり、子どもたちは大きく成長すると思います。しかし、被災地を見せ物にして被災者を傷つけてしまうなら全く意味のない事です。有意義なバスツアーにするためにもまず被災者の気持ちを一番に考えてほしいと思いました。
(4)話し合った後のあなたの意見や提案を書いてください
僕は家族の話を聞いて一番印象に残ったのは「被災地を見せ物にして被災者を傷つけてしまうなら全く意味のない事です。有意義なバスツアーにするためにもまず被災者の気持ちを一番に考えてほしいと思います。」という言葉です。僕たちだけでなく被災者にも有意義なツアーにするにはどのようにしたらいいのだろうかと思い考えたところこのような案を思いつきました。それは被災地を体験してその後がれきを除くお手伝いや炊き出しなどのボランティアをすることです。そうすれば被災者の役にも立てるし、被災者を元気にさせられるような良いアイデアが生まれるかもしれません。そのようなツアーであれば僕も参加したいです。