第1回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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立命館守山高等学校(滋賀県) 1年 中嶋 理絵さん

意見を聞いた人:祖父

(1)この記事を選んだ理由を書いてください

 私自身が現在高校生であるし、中・高生による事件も増加しているので、これを読んで多くの人の生活が変われば良いなと思いました。いろいろな例が出されていて興味深かったのも理由の一つです。ぜひ今を生きる若者に読んでほしいです。

(2)記事を読んで分かったこと、疑問に思ったこと、感じたことなどを書いてください

 多くの高校生が存在する中、3分の2の生徒が自分はだめ人間だと思いこみ、10分の7はあこがれている人がいないのです。現に私も自分は何をやってもだめだと思いこんでいる節があります。ですが、小学生のころからあこがれている人たちはたくさんいました。中学生と高校生の差は大きく、何か目標を持たないと始まりません。社会全体を変えるためにも、私たち一人ひとりが変わらなければならないのです。このことをあらためて感じました。

(3)家族や友だち、クラスメートなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞いて書いてください

 心のスイッチを入れるためには現在の小・中学校での基礎学力が必要である。特に語学において日本語はもちろんそれ以外の言語を会話できる程度に取得すること。そして、高校卒業時点で進路を決めさせなければならない。そのために「好きなもの」を探すことが重要である。今日本には優秀で元気な老人がたくさんいる。この方たちに社会の実情・内容、仕事の楽しさを伝えてもらう。好きなものは続けられる。好きなものを選びスイッチを入れ、前へ前へ進んでいってほしい。

(4)話し合い後のあなたの意見・感想・提言を書いてください

 いろいろな人の意見を聞き、最も印象に残った祖父の意見を書きました。自分の意見と比べれば分かるように、内容が全く違います。私たち一人ひとりが変わるためには、同じような経験を持つ大人のアドバイスが必要です。人は"変わろう!"と思ってもそう簡単には変われないのです。たくさんの人のアドバイスを参考にして、これからをどう生きるのかを決めるのは私たち自身です。最も人生経験が豊富である老人のお話を伺うという祖父の意見は素晴らしいと思います。老人が都合が合う日に講演会を開き、自分自身が変わるきっかけになってほしいです。また、好きなものだけでなく嫌なことでもこなしていける大人になりたいです。「あれは嫌、これも嫌」と言っていては到底仕事など務まりません。ですがまずは好きなことから始め、社会の一部を知ることで有意義な生活になると思いました。