第1回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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茨城県小美玉市立玉里中学校 3年 大山  萌さん

意見を聞いた人:姉

(1)この記事を選んだ理由を書いてください

 いつでも、どこでもつながる携帯電話は、相手にすぐ連絡がとれるとても便利なものだと思っていました。そのケータイが「生活を縛る」とはどんな事なのか、持っていない私はすごく興味がありました。

(2)記事を読んで分かったこと、疑問に思ったこと、感じたことなどを書いてください

 メールのやりとりが多いときは1日300件という中学生のアンケート結果にびっくりしました。しかも、メールがきたら1分以内に返信しなければならないと考えていて、片時もケータイを手放せないとありました。一体何をそんなにやりとりしているのでしょうか。学校であっているのに急用はそんなにないはず、使い方をよく考えなければいけないと思いました。

(3)家族や友だち、クラスメートなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞いて書いてください

 ケータイを実際に使っている高校生の姉にこの記事をみせて話をきいたら、「けっこう気を使うよ」と言ってました。でも、メールに気がつかないで、けっこうたまってる事があるけど、たいした用件はほとんどない。友達とは学校で毎日あうので、その時ひと言「ごめん」というけど、あまりこだわらない。勉強とか、自分の時間に集中できなくなるから、夜10時すぎは電源きってるよ、と話してくれました。

(4)話し合い後のあなたの意見・感想・提言を書いてください

 ケータイって、相手にピンポイントで、いつでも、どこでもつながるというとても便利な反面、その便利さが逆にあだとなっている所もあるのだなと思いました。なかなか面とむかって、言えないこと、例えばあやまったりする事は、メールで気持ちを伝える事ができたり、素直な事がかけたりするけど、だらだらとどうでもいいような事のやりとりを毎日くり返すのは、とても時間がもったいないと思いました。それに、いつくるかわからないメールに縛られて、お風呂やトイレ、24時間手放せないなんて気が休まる時がないと思います。姉のように、夜10時すぎは使わないとか、ルールが必要だと思いました。便利な道具は、うまく利用することが大事で、使い方をまちがえると逆にやっかいなものになってしまいます。これから先、ケータイを持つことになった時は、ルールを決めて使いたいと思います。