第1回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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北海道札幌市立平岡中央中学校 2年 三國 初佳さん
意見を聞いた人:母
(1)この記事を選んだ理由を書いてください
私の両親も共働きです。私が小さい時は母が一年間育児休業をとりました。父は育児休業をとりませんでしたが、保育園に送り迎えをしてくれたりしました。父親が育児休業をとるための「高いハードル」は何かを知りたくて、この記事にしました。
(2)記事を読んで分かったこと、疑問に思ったこと、感じたことなどを書いてください
いくら、育児休業をとりやすい決まりを作っても、その会社の事情などでとりづらいことが分かりました。でも、母親が育児休業を取得する率が81.3%だったのは安心しました。だからといって父親は仕事だけに専念すればいいわけではないと思います。育児休業をとれるのが一番ですが、もしとれなくても子育てに興味をもち、積極的に子育てをしてほしいです。
(3)家族や友だち、クラスメートなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞いて書いてください
幼稚園教諭の母は「以前と比べ父親が育児休業をとれるようになってきたのは良かったと思う。今は子育てで孤立する母親も多く、父親も共に子育てしていくことが大切である。職場で子育てをしている職員に対して子育てしやすい仕事の環境をもっと温かく支えてくれるような社会になっていくといいなと思う」と話していました。
(4)話し合い後のあなたの意見・感想・提言を書いてください
結局は男性が育児休業をとるのは難しいのかなと思いました。でも、母が言っていたように子育てで追い込まれ孤立してしまい、自殺してしまう母親も少なくないと思います。そんな母親を支えていくのは父親だと思います。職場も「いいよ。休みなさい」とばかり言うのは難しいですが、休みをあげることだけが職場ができるすべてではないと思います。保育園などのお迎えにいくときは、まわりが帰りやすい雰囲気をつくってあげるなど、ほんの小さな配慮でもいいのです。少しでも子育てをしやすい環境をつくってほしいと思いました。子育ては母親だけがするものではなく、両親でするものだと思います。そのことがあたりまえの世の中になってほしいです。