第1回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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東京都武蔵村山市立第五中学校 2年 尾高 美穂さん

意見を聞いた人:母

(1)この記事を選んだ理由を書いてください

 この記事を読んで、初めて「イクメン」という言葉と意味を知りました。私は、育児というと、どうしても、「女性の仕事」と決め付けて、古いイメージを持っていました。だから、男性が育児に参加することに、とても興味を持ったからです。

(2)記事を読んで分かったこと、疑問に思ったこと、感じたことなどを書いてください

 まだまだ、男性の育休取得率が、とても、低いことが分かりました。そして、何より、育休についての知識不足も大きな原因だと思いました。この記事の中の一ノ関さんは、妻の妊娠を伝えると同時に、上司に育休のことを相談したと書いてありました。仕事の引き継ぎや育休の準備など、時間をかけて準備できるので、会社に迷惑をかけることもなくいいと思いました。

(3)家族や友だち、クラスメートなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞いて書いてください

 私の母も、「ずい分、父に協力してもらい助かった」と言っていました。だから、イクメンは大賛成で、もっと、もっと普及した方が、親としての責任、自覚を持つことや、親子のきずな、愛情がより一層深まったりと、良いことが増えると、話してくれました。また、育児の大変さが分かれば、女性に対して、思いやりの気持ちも忘れないと思うし、離婚や、子供へのぎゃくたいなど悲しいことも減るだろうと話し合いました。

(4)話し合い後のあなたの意見・感想・提言を書いてください

 私が小さい時から、母は、家事、育児、仕事といつも忙しそうでした。昔、保育士だった母でも育児は、大変だったと言っていました。そして、もう亡くなりましたが、祖父も、足が悪く、入退院を繰り返していました。だから、忙しい母に代わり、父は、私たちの面倒をよく見てくれました。父は、毎日、遊んでくれたり、お風呂に入れてくれたり、歯磨きもしてくれました。そのため、中学生になった今でも、父とバドミントンをよくしたり、また、兄妹で虫歯が一本もないことも、とても感謝しています。父が、手伝ってくれたことで、母は、家事や用事をスムーズに済ませ、一人で頑張り過ぎていらいらすることもなく精神的にも楽になったそうです。父のお陰で母が病気や、外出しても全く困ることはありません。「イクメン、パパをみがいて、ママとなる」だと思います。私は、父が大好きです。だから、もっともっと、父のように、イクメンが増えてくれるとうれしいです。そして、少子化の今、子供たちにとって離婚や、ぎゃくたいなどの悲しいことも減ってほしいと強く思います!