第1回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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埼玉県さいたま市立馬宮中学校 3年 伊藤 早季さん
意見を聞いた人:父、母
(1)この記事を選んだ理由を書いてください
私は、小学生の時富士山に登ったことがあります。そして、その時に父からごみは自然をいじめるから自分で持って帰るんだよと言われたことがあったのでこの記事に興味をもちました。
(2)記事を読んで分かったこと、疑問に思ったこと、感じたことなどを書いてください
今、富士山では登山ブームで毎年たくさんの人たちが登っています。その影響でよく使われるトイレ・救護所の運営に必要なお金が山小屋などの大きな負担となっていて、そして、道端にごみを捨てる人も増えているそうです。私は、自分のごみを山に捨てていく人を許せません。少しは、山に住んでいる人や動物・植物のことを考えてほしいと思いました。
(3)家族や友だち、クラスメートなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞いて書いてください
私は、両親に聞いてみました。母、「富士山の環境を守るためには協力金をもらってもいいじゃないか」。父、「アメリカや台湾などの外国では、環境を守るために入山制限をしたり、入山料金をとったりしているのだから、日本の富士山でもやっても不思議はない」と言っていました。
(4)話し合い後のあなたの意見・感想・提言を書いてください
私は、父の意見を聞いて自分の意見が少し変わりました。初めはお金をとったら富士山に来る人が減るのではと思ったけれど、父の意見を聞きトイレやごみは登山客が出すのに、山小屋や自治体がお金を出すのは変かなと思い始めました。だから私は、登山客から協力金をもらうことはいいと思います。そのおかげで富士山の環境もよくなったらいいです。しかし、協力金をもらうかもらわないかの前に、登山客ひとりひとりがせっかく登っている富士山を汚くしないように自分のできること、例えばごみをきちんと持って帰るということをしてほしいと思います。私は、このような問題は富士山以外の山や国立公園なども抱えているのではないかと思います。もし、そのようなことがあったら取り返しがつかなくなる前にきちんと対策を練って、日本の自然を守ってほしいと思いました。