“今起きていること”がすぐに読める！考えを交流できる！

　「パンダの赤ちゃんの名前が決まりました」

　「知ってる！テレビのニュースで見たよ」

　朝の「ＮＩＥタイム」を行う１年生の教室の様子です。新聞社作成の低学年用ワークシートは、写真が大きく、子供たちの大好きな動物や食べ物、乗り物等の記事が多く取り上げられています。読めない字があっても、先生が見出しや記事を説明しながら一緒に問題に答えていきます。学年が上がるにつれて、政治や世界情勢、経済等、話題が多岐に渡るようになり、子供たちの視野が広がります。最近では、ＡＩ（人工知能）や食品ロス、生活に関わる法改正等、子供たちがあまり開かない面から記事が取り上げられており、大人でも「こんな記事、どこに載っていた？」「知らなかったなあ」と思うこともたびたびです。中学年以上では、将棋の藤井聡太四段や野球の大谷翔平選手など話題の人や、スポーツ・芸能関係が子供たちの興味を引くようですが、設問に“登場する人の生き方や考え方”を読み取らせ、さらに「あなただったら？」と“自分の生き方や考え方”を考えさせる工夫があり、ここが一番大きな魅力でもあり有効な問いです。

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