東海ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議報告

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子供が伸びたという事実こそを

 東海ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議が6月25日、名古屋市の中日新聞社で開催された。

 中日新聞社の矢野博也常務取締役販売担当、城島徹・新聞協会NIE専門部会長の挨拶の後、関口修司・新聞協会NIEコーディネーターから「NIEの教育的効果を考える」と題して、基調提言があった。子供が伸びたという事実がNIEの活性化につながるという、NIEの効果測定の重要性に関する内容であった。

2017年度NIE全国大会は名古屋で

 愛知県NIE推進協議会の山田伝夫事務局長(中日新聞社新聞・教育センター副委員長)と岡充彦NIEアドバイザー(名城大学附属高等学校教諭)から、2017年8月3、4の両日に開催されるNIE全国大会名古屋大会の実施概要について報告があった。

 大会スローガンは、「新聞を開く 世界をひらく」。「子供たち自身が新聞を開き、自ら学ぶことができれば、子供たちが自分の手で世界をひらくことになり、未来にはばたく力を育むことになる」というねらいである。分科会については、今までの実践の積み重ねを発表していこうと考えている。記念講演の講師には、ノーベル賞受賞者の天野浩名古屋大学教授が予定されている。

これからのNIE

 静岡・愛知・岐阜・三重の各県推進協議会の取り組みと課題についての報告の後、四つのグループに分かれ意見交換が行われた。心に残っていることを列挙する。

・主権者教育は、高校だけで行うのではなく、小中学校からの積み上げが大切だ。

・一人だけの取り組みでなく、学校として取り組んでいくNIEでありたい。

・全国大会でNIEの裾野は広がるだろう。その取り組みをどう継続していくかが重要だ。

・行政がいかにNIEと向き合うかが、これからの課題である。

・NIEの活性化のために、誰でも「簡単に、短時間に、楽しくできる」実践をしたい。

新聞の役割・学校の役割

 3時間ほどの会議であった。各実践者の報告が中心ではあるが、刺激的であった。自分の隣にもNIEの実践者がいることに励まされた。授業の活性化のためにNIEは有効な手だてとなるということも実感できた。そして、NIEのねらいとして心に強く刻まれたのが、「社会との窓口に『新聞』がある」という言葉である。新聞を学校に置き換えても何ら違和感はない。

伊藤彰敏(愛知県・一宮市立萩原小学校教頭/NIEアドバイザー)(7月12日)