病弱教育特別支援学校における新聞活用①(千葉県立四街道特別支援学校での取り組み)

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 本校は、昨年度より県内の特別支援学校として初めてNIE実践指定校に認定され、研究を始めた。昨年度はまず高等部の生徒を中心に新聞活用を推進した。新聞記事の内容を友人と共有することで、世の中の出来事に興味を持ち、自分の考えや思いを伝え合うことを目的とした。その中で、病弱教育を担う特別支援学校における新聞活用についての実践例を三つ報告する。

NIEコーナーの設置】

 基本的には教師主導でコーナーを設置したが、日々の新聞の掲示などについては2年生の1クラスを中心に運営を行っている。車いす利用の生徒でも手に取りやすい位置に新聞ボックスを設置し、誰でも気軽に新聞を読めるようにしている。一週間に一度、月に一度、教師からの情報提供として、生徒の興味関心の幅を広げられるような内容を選び、記事を紹介するコーナーも設置した。また、生徒が興味を持った記事をファイルにスクラップし、毎日情報を更新した。

 多くの生徒が友人と新聞を読んだり、記事について話したりする様子が見られる。コーナーの近くに、落ち着いて座ることのできるベンチが設置されていたことで、自然と生徒の交流の場となったと考えられる。新聞を通して、友人や教師との会話を豊かなものにし、生活の幅を広げていきたいと考えている。

 

小関川洋美(千葉県立四街道特別支援学校教諭)(6月17日)