第9回ちーばNIEクラブ研修会で小・中・高校が実践報告

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 8月5日(月)千葉市において、第9回ちーばNIEクラブ研修会が行われました。今回は、実践指定校による実践報告を行いました。
 1校目は、富浦市立豊浜小学校の軽込たけ子先生の報告。「新聞を活用し、自分の考えを豊かに表現する豊浜っ子の育成~NIEの実践を通して~」を研究主題として、各学年で児童の発達段階に応じた目標を設定し、新聞を活用した学習活動を学校全体で取り組みました。
 各学年でNIEコーナーを設置し、新聞にいつでもふれることのできる環境作りを心掛けたそうです。スクラップ作品やはがき新聞、学習新聞作りを積極的に取り入れ、他学年の生徒も読めるように廊下に掲示したり、読んだ感想等を付箋紙に書いて貼り、作品を通じて学び合う姿勢を育成している様子がうかがえる報告でした。
 2校目は、習志野市立第四中学校の吉澤春樹先生。公民の学習で、コラムノートを作っているそうです。発表の資料にはその手順やまとめ方が詳しく書かれてあり、とても参考になります。語句を調べたり、感想や意見を書くだけではなく、その記事にでてきた地名や国名を調べさせ、ノートに地図も描くところは社会科の先生ならではのアイデアではないでしょうか。
 3校目は、千葉県立佐倉南高校での取り組みを小島江津子先生が報告。放課後に行われる補習に新聞を活用しているそうです。進路のための学力をつけることを目的とした補習とのことで、1年目は記事の文章を書き写すことから始め、2年目は記事を読んで問いに答えて論述させるという学習へステップアップしたそうです。小島先生によると高校の先生方の場合、一緒になってひとつのことに取り組むことが難しく、今回は学年の先生方が一致団結して取り組め、生徒も先生方もその効果を実感したことが、アンケート結果からもうかがえたようです。
 
 

NIEアドバイザー/千葉県立東部図書館 松井初美(8月22日)