3.11を迎える前に

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 3月11日にあの東日本大震災から2年を迎えます。

 さいたま市では、市内の小学校で校舎が使えなくなったり、身のまわりで商品が買えなかったりする影響がありました。また、計画停電で夜の2時間、電気が点かないこともありました。しかし、被災地の方々に比べたらその影響は微々たるものでした。

 あれから2年が経ち、新聞記事で「被災地以外では6割ぐらいの方が震災は過去のことであると考えている」という話題がありました。そのような中、被災地の方々の思いを知り、自分がこれからできることを考えてほしいとの願いから、3月11日に向けて被災地を取り上げた記事のスクラップに取り組んできました。
 

 活用した記事は、ある新聞社が昨年末にシリーズで取り上げた被災地の記事で、現在の被災地の様子を示す写真と被災者のレポートです。取り上げられている地域も、陸前高田市・石巻市・南相馬市・大熊町など、被害が大きかったところです。
 

 児童からは、
「被災地の人がまだ避難生活をしているなんて知らなかった」
 

「津波で壊れてしまった建物を残すかどうかで意見が分かれているということ知り、びっくりした」
 

「被災地の方はたいへんなのに、前向きですごい」
 

などの感想が出されました。

 きっと、3月11日には各テレビ番組のニュースや新聞の記事から、進んで震災関係の記事をさがしてくれると思います。震災について家族と話をしてほしいと思っています。
 

 これからも、被災地に関する記事を取り上げていき、震災や原発の問題が風化しないようにしていきたいと思います。
 

NIEアドバイザー/さいたま市立東宮下小学校教諭 菊池健一(3月12日)