学習のまとめとしての新聞づくり

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 4学年の社会科「くらしと水」の学習が終了したので、まとめとしての新聞づくりに入りました。

 これまで学習してきたことの中から新聞に載せたいと思うことを4~5つ選び、記事にしていく作業を行います。今回の授業では、記事の割り付けと、見出しを書く活動を行いました。児童はこれまでのノートや教科書を見返しながら作業に取り組んでいます。

 先日参加した研修会で、ある先生から「社会科で新聞づくりを行わせているが、指導が難しい」「児童が新聞づくりをするというと嫌がる」という話をお聞きしました。現在、様々な場面で新聞づくりが実践されていますが、工夫次第で児童が喜んで活動するようになると考えています。

 児童が新聞づくりに意欲的に取り組む工夫として、普段から新聞に親しませることが大変重要だと思います。新聞に親しんでいない状態で、急に新聞づくりを取り入れてもなかなかうまくいかないと思います。普段から新聞スクラップ等を通して新聞の読み手としての意識を高める必要があると思います。
 そして、新聞づくりを意識してそれまでの授業を進めていくことも大切なポイントだと思います。私の場合は、社会科で毎回の授業のまとめで、授業で学習したことを見出し風の言葉でまとめる活動を取り入れています。見出しは7~15文字ぐらいの短い言葉で考えなければならないので、児童は工夫してよい見出しを考えます。毎回見出しを考えておくことで、新聞づくりに入る際にスムーズに記事づくりに入ることができます。

 ぜひ、これからも児童が授業のまとめとしての新聞づくりに喜んで取り組めるように工夫をしていきたいと思います。

 

NIEアドバイザー/さいたま市立東宮下小学校教諭 菊池健一(11月12日)