中学校教員が新聞の活用法学ぶ 盛岡市の中学校国語部会で研修会

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川村久子会長から新聞作りの指導法などを教わる中学校の国語教員たち

盛岡市教育研究会の中学校国語部会の研修会は7月30日、同市茶畑の河南中学校で開かれ、元小学校長で新聞作りなどに詳しい岩手県NIE協議会の川村久子会長が、授業や学級活動での新聞記事の活用の仕方や、学級新聞作りの意義などを説明した。
同部会に所属する教員28人が参加。川村会長は地元紙の岩手日報や全国紙などを紹介しながら、日々目にする新聞の基本的な構成(面建て)や、国語の授業での活用法などを解説した。
国語の授業などに新聞を取り入れることの効果としては、「読解力・表現力がつく」「自分で考えて、判断する力がつく」「多様な情報を得ることができる」-などを挙げ、特に学齢に合わせて新聞の読み方を深めていくことから、「幅広く実社会に目を向け、生きていく力を徐々につけることができる」と説いた。
新しい学習指導要領に「新聞」という表記が増え、全国学力テストで新聞に関係する出題が増えているなど最近の状況にも触れた。
学級新聞作りについては「学級の課題を新聞で提起し、より良い学級を目指す」と意義づけ、会場となった河南中学校の壁新聞の見出しや記事の配置を例に、引き立つ紙面の作り方などをアドバイスした。
同部会が研修会で新聞をテーマにするのは初めてで、参加した教員たちは、二学期以降の実践も見据えながら具体的な指導に熱心に耳を傾けていた。

岩手県NIE協議会事務局長 工藤哲(8月29日)