全学年全学級のNIE公開授業を実施――大阪市立真田山小学校

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昨年12月3日(金)本校で、NIEの研究発表会が行われた。本校は平成20年度からNIE実践指定校で、研究主題を「豊かな国語力の育成―言語活動の充実をめざして―」と設定し、国語科を中心に全校で実践に取り組んでいる。

今回の研究会は、3年間の取り組みの集大成として全学年、全24学級の授業を公開し、研究の経過及びその成果と課題をまとめて発表した。当日の指導講評には小田迪夫大阪NIE推進協議会会長、講演は枝元一三・新聞財団NIEコーディネーターによる「新学習指導要領とNIE」。近畿各地の教育・新聞関係者及び保護者も含め約400人が参観、研究会には約150人が参加した。

公開授業の内容は、1年生は新聞の写真を活用し、アクロスティックの仕組みを用いて、「なぞなぞ」づくり。2年生も同じく写真を活用した詩の創作と「はがき新聞」を使った学習の2単元の公開。3年生は、新聞の写真や記事から読み取ったことに自分の考えを加え、筋道立てて話す活動を公開した。

4年生は国語科と総合的な学習をリンクさせ、教科書で学んだことと、環境について調べたことを壁新聞にまとめて交流した。また記者派遣制度を活用し、記者の話を聞く学習も行った。5年生は国語科と総合的な学習の2単元を公開。国語科では新聞記事や写真からの川柳作り。写真の提示には電子黒板を使い、記事から川柳を作るクラスは、当日の全国紙5紙を使った。総合的な学習は、パソコンでのユニセフ新聞作りと、できあがった壁新聞でのポスターセッションを公開した。この授業ではユニセフ職員との交流も行った。6年生は、新聞の投稿欄を活用して意見文を書き、それを発表し意見交流する授業を公開した。この他、本校は外国語活動でもNIEを実践しており、3年生で外国の新聞を活用した英語活動の授業も公開した。

どの学年も単元構成が分かるように授業を公開したので、参観者から「NIEの授業がどういうものかよく分かった」「内容がバラエティーに富んでいて感心した」「新聞活用の参考にしたい」と感想があり、盛況であった。

大阪市立真田山小学校教諭 中島 順子(1月13日)