調べ学習でNIE実践

小学校4年生の総合的な学習の実践において、2学期に新聞を計画的に活用する実践を行いました。取り上げた題材は「ケータイ」です。ケータイは児童にとって身近な存在になっている一方で、ケータイを取り巻く問題も多くなっています。ケータイについてきちんと理解する必要があると考えこの学習を設定しました。

新聞活用については、ケータイが社会の中でどのような存在になっているかを知るためにケータイに関する記事のスクラップを行いました。ケータイは日進月歩で進化しているため、参考となる図書資料などが少ないのですが、その代わり毎日のように最新の情報が新聞記事や広告として掲載されています。スクラップをする中で児童はケータイについて詳しく知ることができました。この情報をもとに自分が調べたいと思う課題を設定していきました。

また、埼玉県NIE推進協議会とも連携を図り、児童が課題を解決するための情報集めについて、どのようにすればよいかということを埼玉新聞社の記者の方にアドバイスしていただきました。「新聞記者は一次資料を大切にする」というアドバイスに基づき、児童はケータイ会社の方にインタビューをしたり、ケータイの販売店へ取材に行ったりもしました。

さらに、ケータイについて調べたことを意見文にまとめ、埼玉新聞に投稿。児童の作文の中からいくつか掲載をしていただき、児童は自分の考えを社会に発信できたことで自信を持つようになりました。

学習の中で新聞活用をする際にはやはり、そのねらいはっきりさせたうえで計画的に行うことが重要であると感じました。今後も新聞を活用した授業実践に取り組んでいきたいと考えています。

さいたま市立鈴谷小学校教諭 菊池 健一(1月22日)