実践指定校実践例 2012年度

根強く残るカースト制(インドの生活・文化)

千葉県立検見川高等学校(ちばけんりつけみがわこうとうがっこう)

教科、科目、領域

高校(高等専門学校を含む): 地理歴史
学年 高校(高等専門学校を含む) 1年
ヒンドゥー教と人々の生活
インドの人々がどのような生活をしているかを理解する。関連する新聞記事を読み、感じたことや考えたこと等を書く。
教科書を使った説明だけではなく実際に関連する新聞記事を提示することで、教室での学習内容と社会をつなぐ。
新聞活用学習

1時限目 インド世界の歩み
2時限目 ヒンドゥー教と人々の生活
3時限目 インドの産業の発展(農業・工業)

第2時

(1)インドの人々の生活
ヒンドゥー教を信仰している人が多いことを確認し、生活を規定している(た)カースト制について学習する。
(2)関連する新聞記事を読む
カースト制が原因で発生した出来事や事件に関する記事(身分違いの恋、学校でのカースト差別など)を読み、感想を書く。
(3)書いた感想を相互に読み合う
新聞記事を読んで書いた感想を交換しあい読み合う。

新聞記事はできるだけ新しいものを使用する。生徒が書いた感想は、コメントをつけて返却する。

カースト制によって実際に様々な出来事や事件が起きていることに驚いていた。また、教室で学習した事項と実際の社会で起きている出来事がつながることで、感想を意欲的に書く生徒が多かった。生徒は友達が書いた感想を交換して読むことで、様々な考え方があることを知った。

学習事項に関連する新聞記事を紹介することで、その定着だけではなく教科書の知識と実際の社会問題が結びつき生徒の社会に対する興味・関心を高めることができた。また、新しい記事を使用することで現在の問題であると強調できた。今後は、このような学習を通して、新聞の構成や読み方なども説明し、新聞に対する見方を変えていきたい。そして、教員が新聞記事を提供するだけではなく、学習事項に関する記事を使ったスピーチなど生徒の活動を授業に取り入れていきたい。

実践者名:千葉県立検見川高等学校 新木将司