実践指定校実践例 2012年度

コラムを用いて語彙力アップ

都立六本木高等学校(ろっぽんぎ)

教科、科目、領域

高校(高等専門学校を含む): その他(学校設定科目「総合」)
学年 高校(高等専門学校を含む) 1年 、2年 、3年 、4年
新聞の活用
慣用句の使い方など語彙力の養成
朝刊一面のコラムを活用して語彙力を養う
新聞活用学習

後期 各部1講座 週1回 2単位時間(=90分)

第1・2、7・8、9・10時

 (1) 朝刊一面のコラム一日分をすべてかな書きにし、句読点や「」も除いたものが配布されるので、マス目の解答用紙〔ワークシート1〕に漢字仮名混じり文で写す。(解答用紙の行数、1行の字数は新聞掲載のものと同じ。読点は予め記入してある。)
 (2) 解答が配布されるので、答え合わせをする。
 (3) 文中の知らなかった用語やことわざの意味、語源などを調べる。〔ワークシート2〕
 (4) 文中で用いられた慣用句などを用いた短文を考える。
   〔ワークシート3〕

 生徒の力量に応じて、予め解答用紙に記入しておく句読点や記号の種類を調整する。

 漢字仮名交じり文への変換は、クロスワードパズルのような感覚で楽しみながら取り組んでいた。ことわざの意味や語源については、新しい発見があり興味深いものがあったようである。短文の作成は決められた字数で端的に表現することに苦労していた。
 いくつかのコラムに接して、その練り上げられた文章や多彩な内容に魅力を感じた生徒もわずかだが現れた。

 新聞を活用して、進路を考える力を身につけてもらおうというのが学校設定科目「新聞の読み方」の目標である。しかしながら、新聞をとる家庭が減っている今日、日ごろ新聞を手にすることのない生徒が新聞に親近感を覚え、見出しや一面のコラムだけにでも目を通すようになってくれればよいと考える。新聞のめくり方がさまになる生徒が増えてきたのが、ささやかな成果である。
 講座開設以来、担当者により方法もまちまちで、成果も蓄積されておらず、もったいない状況であるので、今年度は担当者間での打ち合わせに基づく実施をめざす。

実践者名:都立六本木高等学校 光江徳尚