実践指定校実践例 2012年度

新聞を活用した情報Aの授業実践

東京都立稔ヶ丘高等学校(とうきょうとりつみのりがおかこうとうがっこう)

教科、科目、領域

高校(高等専門学校を含む): 情報
学年 高校(高等専門学校を含む) 1年
情報社会と情報の表現
新聞活用学習 新聞機能学習

新聞に慣れる(4回)
新聞を読み込む(4回)

第8時

実践期間が2ヶ月だったので、月ごと目標を持って実践を行った。最初のひと月は新聞に慣れることを目標に、こちらで最近話題になっている記事を用意し、紹介・解説・ワークシート記入・補足説明・回収・添削・次回授業時に総括の流れでした。次のひと月は、自分で新聞を読み込むことを目標に、各自で新聞一刊を選び、テーマ(国際関係・経済関係・広告欄など)を発表し、テーマにあった新聞記事を生徒が探し、読解・ワークシート記入・補足説明・回収・添削・次回授業時に総括の流れで実践した。

時間を区切って実践を行う。

生徒は非常に熱心に取り組んでいた。テレビのニュースで十分がと思ったが、新聞はとまって考えたり、調べたり自分緒ペースで出来ることが良いなどの肯定的な意見が多かった。

生徒のほとんどが、年代的に新聞に接してないので当初心配したが、実践後のアンケートでは、約90%の生徒が肯定的な意見であった。テレビのニュースで十分がと思ったが、新聞はとまって考えたり、調べたり自分緒ペースで出来ることが、良い点として複数あがっていた。また、将来のためにも、一般常識として身につけたいとの希望が強いことに驚かされた。課題は、年間を通しての実践方法である。新聞の実践に活用できる授業時間の確保、実践方法がマンネリにならによう、諸先生方の実践事例を学びながら、今後の授業実践に活かしていきたい。

実践者名:東京都立稔ヶ丘高等学校 箭内 謙也