第1回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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神奈川県横須賀市立横須賀総合高等学校 3年 中村 夏希さん

意見を聞いた人:クラスメート

(1)この記事を選んだ理由を書いてください

 一度盲導犬の訓練士の道を目指そうと考えた事があった。横須賀に住む私にとって横浜は身近な地域であり、その場所で盲導犬が活躍している事を知り、この記事を選んだ。この記事を機会にクラスメートなどにも盲導犬について考えてもらいたいと思う。

(2)記事を読んで分かったこと、疑問に思ったこと、感じたことなどを書いてください

 一度は罪を犯してしまった受刑者に盲導犬の育成を目指すプログラムはとても良い事だと思う。犬はその一生をかけて人を愛す生き物だ。その愛に触れる事で受刑者の冷えてしまった心も少しずつ温かくなると思う。盲導犬が必要とされている現代社会において、このプログラムを全国の刑務所で実施しないのだろうか。

(3)家族や友だち、クラスメートなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞いて書いてください

 刑務所の受刑者が自身の更生と盲導犬の育成を目指すことで本人の心も良い方向に行くのではないかと思った。今後もこのような活動を続け盲導犬の数を増やすべきだと思う。盲導犬の指導の仕方はどのようなものなのかもっと知りたいと思った。

(4)話し合い後のあなたの意見・感想・提言を書いてください

 人間にとって世の中に自分を必要としてくれる存在があるということは生きていく上で大切だと思う。罪を犯してしまった人は、そのような存在に恵まれなかったのではないか。もし、自分に大切な存在が居たならば周りの人を悲しませるような事はしないと思う。盲導犬の卵を育て、その犬が目の不自由な人の役に立っている事は社会の中で貢献出来ているという自信につながる。この事により再犯率は下がるのではないだろうか。またこの記事をきっかけに世間で盲導犬の数が増えることを祈りたい。福祉国家である日本、たしかに年金などの問題も大切だが、人々が皆平等で自由に生きる事が出来るように、政府もこのような取りくみにもっとお金をかけ、取りくみの強化をすべきだと私は思う。